ふくい元気プロジェクト

ふくい元気プロジェクト

  ~プロジェクト発表にあたって~

 福井市の人口は減少を続けています。令和の時代を迎えたのに、これまでの市政を漫然と続けていたのでは、人口減少は加速、若者・子供の数は激減し、近い将来、この街は、危機的な状況を迎えます。

 福井市に一番足りないもの、それは「元気」です。街が元気になるということは、暮らす人が元気になるということです。市民一人ひとりが希望をもち、元気に、楽しく、健やかに暮らせる街を実現することが、福井市長の最大の任務です。仕事、福祉、教育、消費、娯楽・・あらゆる面において、福井市で生活することの魅力を高めるため、福井市役所は、市民の声に耳を傾けながら、効率よく行財政改革を進め、新しい時代にふさわしい柔軟な発想で市政を進めていかなければなりません。

 私の福井市長としての目標は、市民の皆さんとともに、この「ふくい元気プロジェクト」を実現することです。

 我々を取り巻く世界は常に変化しています。「安定」という名を借りた「停滞」に甘んじてはいけません。福井にいたのでは出来なかった経験を積んできた私には、福井市の進むべき道がしっかり見えています。もう、大丈夫です。皆さん、ともに前に進みましょう。


<プロジェクトの3つの柱(政策分野)>

1・安全で安心な ふくい

 災害や事件・事故を防ぎ、安全で安心な暮らしを守るためには、家庭・地域・行政それぞれが役割を果たす必要があります。官民が平素から危機管理の意識をもって具体的な準備を進め、防災インフラの整備、官民の情報共有の徹底などにより、暮らしの安全を実現します。幼児、高齢の方・障害のある方やその家族など、普段の生活に不安を抱える人には、医療・介護などの福祉をさらに充実させ、自立的な生活環境を実現します。

  <災害対策>

河川改修、路盤強化など街の強靭化の計画的な推進

除雪が不要となる無散水融雪舗装の普及

危機管理マニュアルの継続的見直しと多機関連携訓練の実施

実効性の高い市民参加型防災訓練の継続的な実施

災害時における市民からの現場情報の受理と、市民に対する迅速正確な情報提供

小規模発電施設や蓄電池の普及による停電時対策の強化

地域社会における防災力維持・向上のための支援

 <事件・事故抑止>

振り込め詐欺、悪質商法など身近な犯罪対策の強化

繁華街における防犯カメラの設置の推進

自転車交通ルールの教育の徹底

見やすい路面標示や、交差点のカラー舗装化

  <福祉・生活向上>

健康寿命延長のための生きがいづくりや、運動習慣の普及

高齢者の日常的な移動を助ける超小型電気自動車などの普及

高齢者が自宅・地域で必要な福祉を受けられる仕組みの充実

ごみの分別の簡略化

自治会への若者参加促進による高齢住民の負担軽減

住民自らが作り、参加する公民館活動の促進

子育て施設の一体化による介護施設の地域社会との融和の促進

障害者が生きがいを感じられる暮らしのための自立支援

ハード・ソフト両面での社会のバリアフリー化

外国人住民の地域社会への溶け込みの促進

小中学校における外国人児童・生徒への的確な教育


2・夢と希望がもてる ふくい

 令和の時代の主役は、子ども・若者です。福井の特長である充実した子育て・教育施策をさらに発展させ、出生率を底上げし、一人でも多くの子ども・若者が、この街で、一つでも多くの夢や目標を実現できる環境を整備します。若者が仕事や生活に夢と希望が持てる街をつくるため、質の高い雇用を多く生み出す企業や働きやすい職場環境を実現する企業を支援するとともに、充実した余暇・私生活を過ごせる街づくりを強化します。

  <子育ての安心確保>

子育て関連の各種支援制度に対する市独自の支援強化

3人目以降の子育てにかかる費用の大幅な負担軽減

こども園での一時預かりの利用利便の向上

児童クラブなどの充実による子供の居場所づくりの推進

ご近所や地域社会での子育て家庭の支援の推進

  <教育の充実>

小中学校における柔軟なクラス編成による習熟度別授業の充実

クラス担任制度の柔軟化による教育格差の是正と教員の負担軽減

タブレット端末などを活用した最先端の授業の実施

アクティブラーニングによる論理的思考ができる子供の育成

子供たちが演劇、音楽など本物の文化に触れる機会の充実

サービスセンターや支所における市立図書館の図書の貸借可能化

県内外大学のサテライトキャンパスの誘致

  <若者の定住促進>

Uターン・Iターン増加のための経済的支援の強化

市内企業における市外・県外学生に対するインターンシップの促進

県外出身大学生の市内での就職支援による定住促進

市内で働く若者の交流・自己研さんの場の確保

市内の若手起業家への支援の充実

目新しく多様な飲食店、小売店などの増加による若者の「遊び場」の拡充

  <街の活性化>

公共交通機関の利便性の向上

大規模マラソン大会の復活とフルマラソン大会の新設

市民が誇りと生きがいを感じられるプロスポーツのチーム支援強化

一人ひとりの体力や好みに合わせたスポーツ活動の支援

猛暑時の学校プール開放

障害者スポーツの普及・支援

集客力のある多種多様なイベント開催の支援の充実

自然体験キャンプの充実、合宿の誘致等による「福井ファン・リピーター」の増加

福井駅周辺再開発における通勤者・訪問者用の駐車場の大量整備

市内中心部をはじめとする空き家の有効活用

体育館、会議室などの市施設の市民利用の拡大


3・活力ある豊かな ふくい

 活力ある暮らしのためには、経済が発展して、市民の雇用・収入が安定・増大することが大切です。市は、成長産業を積極的に誘致、支援し、地域経済が活発となるよう産業インフラの整備や大胆な規制緩和など、積極的な地域経営を行います。また、農林水産業や地場産業に最先端の技術や知見を導入し、経済のグローバル化に対応した成長を促進します。観光客などの交流人口を増加させ、外部から福井にお金が落ちる仕組み・仕掛けを充実させます。

  <産業の振興>

北陸自動車道に福井南インターチェンジを新設

JR在来線の福井駅と森田駅の間に新駅を開設

市街化調整区域の弾力的指定解除による企業誘致・流出防止

AI、ドローン、蓄電池、バイオ、再生医療等の成長産業への重点的支援の実施

新電力の普及促進

IR施設の将来的な誘致

福井市の魅力を全国に伝えるふるさと納税の返礼品の充実

世界進出を目指す企業に対する手厚い支援の実施

個人事業者向けの共有オフィスの充実

福井市内の企業、起業者への県外からの投資環境の整備

IOT技術や自動運転機械などによる農業の競争力強化

果物など収益性の高い農作物生産の支援

林業、狩猟業の強化による里山の魅力拡大

  <観光の振興>

ハピリンのプラネタリウムを恐竜博物館分館に転換

福井駅周辺の再開発・リノベーションによる最先端都市化

福井市を起点とした嶺北周遊観光の促進

福井駅にレンタカー共通ブースの設置

「道の駅」の増設

飲食店・小売店の全面的キャッシュレス化の実現

福井駅周辺・観光地におけるWIFI環境の整備

ピクトグラムの整備やスマホアプリを活用した外国人観光客の利便向上

海外ドラマの福井ロケを誘致し、「聖地巡礼」客を誘引

  <労働環境の改善>

非正規雇用者と正規雇用者の賃金格差の是正

福祉や教育の現場で働く人の所得向上の支援

働きやすい職場環境を実現する企業の支援

ハラスメントのない職場の実現

各種法令の遵守の徹底と実態に合わない規制の見直し


【元気プロジェクト実現のための市政運営方針】

〇効率的で柔軟な、市民のための市政実現

 福井を取り巻く環境は変化し続けます。令和という新時代にふさわしい福井市をつくるため、リーダーシップを発揮して、大胆な行政改革を行います。これまでの前例主義を排し、市民の声に耳を傾けて政策立案をし、既得権を打破して実行します。若い柔軟な発想を積極的に取り入れ、徹底した効率化を進め、市民に負担を強いる前にまず行政が汗をかき、26万人の力を結集した官民協働のまちづくりを進めます。

  <政策実現の方策>

公平な受益者負担の拡大による税金使途の適正化

施設マネジメント計画の撤回と黒字化に向けた努力によるゼロベースの施設管理の見直し

市民の声が行政に届きやすくなる組織や制度の構築

NPOをはじめとする市民の力を活かした市政運営

学校給食センター、会議室その他市施設の多目的化等による利用効率の改善

若手職員の柔軟なアイディアの積極的採用

福井市東京事務所の廃止等による県との二重行政の解消

市主催事業における職員人件費を算入した収支分析の実施

既得権やしがらみに縛られない事業のスクラップ・アンド・ビルドの徹底

年功序列にとらわれない大胆な職員人事の実施

実績評価による市長退職金の決定

職員報酬における実績連動部分の増加

職員個人の事情に応じた労働時間の柔軟化


 <11月18日、詳細版公表>